出版社:キリスト新聞社
著者:佐藤優
発行日:2016年8月
判型:四六
頁数:163
教会形成への提言―― キリスト教徒であって日本人であるとはどういうことか――。 「地の塩」としてイエス・キリストの真実を証ししていく私たちキリスト教徒は、キリスト教の土着化をはじめ、多くの課題を抱えている。 いまこそ、危機の時代を背景に信仰と学知(体系知)を考察した神学者たちの知識を借り、その業績を追体験することが、日本の教会形成の手がかりとして求められている。
【著者】佐藤優(さとう・まさる)
1960年東京生まれ。作家・元外務省主任分析官。同志社大学神学部、同大学院神学研究科修士課程修了後、1985年外務省に入省。主にロシアでの情報活動において活躍。外交官としての経験と圧倒的な学識で、さまざまなメディアで健筆をふるう。 [主な著書]『国家の罠』(新潮社、第59回毎日出版文化賞特別賞受賞)。『自壊する帝国』(新潮社、第5回新潮ドキュメント賞受賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞)。『交渉術』(文藝春秋読者賞受賞、文藝春秋)、『神学部とは何か』(新教出版社)、『沖縄・久米島から日本国家を読み解く』(小学館)、『読書の技法』(東洋経済新報社)、『同志 社大学神学部』(光文社)、『先生と私』(幻冬舎)、『神学の思考』(平凡社)、『組織の掟』(新潮社)など多数。 [主な訳書]フロマートカ著『なぜ私は生きているか―J.L.フロマートカ自伝』(新教出版社)など
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