出版社:キリスト新聞社
著者:アリスター・E・マクグラス、柳田洋夫(訳)
発行日:2011年1月
判型:四六
頁数:380
「神学者として、牧会者としての気鋭マクグラスが示すドイツ啓蒙主義の思想史的ストーリー」
ドイツの啓蒙主義が提起した「歴史のイエス」と「信仰のキリスト」との相克をめぐる問題を軸として展開する、近・現代ドイツにおけるキリスト論についての叙述。本書では、シュライエルマッハーをはじめとしてカール・バルトやヴォルハルト・パネンベルク、ユルゲン・モルトマンなどの主要な神学者たちからキリスト論の形成を辿る。原著第2版(2005年)に準拠。
目 次
第1章 啓蒙主義:新しいキリスト論の様式
第2章 F・D・E・シュライエルマッハー
第3章 ヘーゲル学派:シュトラウスからフォイエルバッハまで
第4章 自由主義的キリスト像:リッチュルからハルナックまで
第5章 自由主義的キリスト論の崩壊:ヴァイスからトレルチまで
第6章 弁証法的キリスト論:バルトとブルンナー
第7章 歴史からの撤退:ブルトマンとティリッヒ
第8章 歴史への回帰:エーベリンクからパネンベルクまで
第9章 啓蒙主義の終焉:モルトマンとユンゲル
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