2018.9.25 結婚:箴言31:10-31

【新共同訳】
だれが賢い妻を見つけることができるか、彼女は宝石よりもすぐれて尊い。11 その夫の心は彼女を信頼して、収益に欠けることはない。12 彼女は生きながらえている間、その夫のために良いことをして、悪いことをしない。13 彼女は羊の毛や亜麻を求めて、手ずから望みのように、それを仕上げる。14 また商人の舟のように、遠い国から食糧を運んでくる。15 彼女はまだ夜のあけぬうちに起きて、その家の者の食べ物を備え、その女たちに日用の分を与える。16 彼女は畑をよく考えてそれを買い、その手の働きの実をもって、ぶどう畑をつくり、17 力をもって腰に帯し、その腕を強くする。18 彼女はその商品のもうけのあるのを知っている、そのともしびは終夜消えることがない。19 彼女は手を糸取り棒にのべ、その手に、つむを持ち、20 手を貧しい者に開き、乏しい人に手をさしのべる。21 彼女はその家の者のために雪を恐れない、その家の者はみな紅の着物を着ているからである。22 彼女は自分のために美しいしとねを作り、亜麻布と紫布とをもってその着物とする。23 その夫はその地の長老たちと共に、町の門に座するので、人に知られている。24 彼女は亜麻布の着物をつくって、それを売り、帯をつくって商人に渡す。25 力と気品とは彼女の着物である、そして後の日を笑っている。26 彼女は口を開いて知恵を語る、その舌にはいつくしみの教がある。27 彼女は家の事をよくかえりみ、怠りのかてを食べることをしない。28 その子らは立ち上がって彼女を祝し、その夫もまた彼女をほめたたえて言う、29 「りっぱに事をなし遂げる女は多いけれども、あなたはそのすべてにまさっている」と。30 あでやかさは偽りであり、美しさはつかのまである、しかし主を恐れる女はほめたたえられる。31 その手の働きの実を彼女に与え、その行いのために彼女を町の門でほめたたえよ。

【新改訳】
10 しっかりした妻をだれが見つけることができよう。彼女の値うちは真珠よりもはるかに尊い。11 夫の心は彼女を信頼し、彼は「収益」に欠けることがない。12 彼女は生きながらえている間、夫に良いことをし、悪いことをしない。13 彼女は羊毛や亜麻を手に入れ、喜んで自分の手でそれを仕上げる。14 彼女は商人の舟のように、遠い所から食糧を運んで来る。15 彼女は夜明け前に起き、家の者に食事を整え、召使いの女たちに用事を言いつける。16 彼女は畑をよく調べて、それを手に入れ、自分がかせいで、ぶどう畑を作り、17 腰に帯を強く引き締め、勇ましく腕をふるう。18 彼女は収入がよいのを味わい、そのともしびは夜になっても消えない。19 彼女は糸取り棒に手を差し伸べ、手に糸巻きをつかむ。20 彼女は悩んでいる人に手を差し出し、貧しい者に手を差し伸べる。21 彼女は家の者のために雪を恐れない。家の者はみな、あわせの着物を着ているからだ。22 彼女は自分のための敷き物を作り、彼女の着物は亜麻布と紫色の撚り糸でできている。23 夫は町囲みのうちで人々によく知られ、土地の長老たちとともに座に着く。24 彼女は亜麻布の着物を作って、売り、帯を作って、商人に渡す。25 彼女は力と気品を身につけ、ほほえみながら後の日を待つ。26 彼女は口を開いて知恵深く語り、その舌には恵みのおしえがある。27 彼女は家族の様子をよく見張り、怠惰のパンを食べない。28 その子たちは立ち上がって、彼女を幸いな者と言い、夫も彼女をほめたたえて言う。29 「しっかりしたことをする女は多いけれど、あなたはそのすべてにまさっている」と。30 麗しさはいつわり。美しさはむなしい。しかし、【主】を恐れる女はほめたたえられる。31 彼女の手でかせいだ実を彼女に与え、彼女のしたことを町囲みのうちでほめたたえよ。

【口語訳】
10 だれが賢い妻を見つけることができるか、彼女は宝石よりもすぐれて尊い。11 その夫の心は彼女を信頼して、収益に欠けることはない。12 彼女は生きながらえている間、その夫のために良いことをして、悪いことをしない。13 彼女は羊の毛や亜麻を求めて、手ずから望みのように、それを仕上げる。14 また商人の舟のように、遠い国から食糧を運んでくる。15 彼女はまだ夜のあけぬうちに起きて、その家の者の食べ物を備え、その女たちに日用の分を与える。16 彼女は畑をよく考えてそれを買い、その手の働きの実をもって、ぶどう畑をつくり、17 力をもって腰に帯し、その腕を強くする。18 彼女はその商品のもうけのあるのを知っている、そのともしびは終夜消えることがない。19 彼女は手を糸取り棒にのべ、その手に、つむを持ち、20 手を貧しい者に開き、乏しい人に手をさしのべる。21 彼女はその家の者のために雪を恐れない、その家の者はみな紅の着物を着ているからである。22 彼女は自分のために美しいしとねを作り、亜麻布と紫布とをもってその着物とする。23 その夫はその地の長老たちと共に、町の門に座するので、人に知られている。24 彼女は亜麻布の着物をつくって、それを売り、帯をつくって商人に渡す。25 力と気品とは彼女の着物である、そして後の日を笑っている。26 彼女は口を開いて知恵を語る、その舌にはいつくしみの教がある。27 彼女は家の事をよくかえりみ、怠りのかてを食べることをしない。28 その子らは立ち上がって彼女を祝し、その夫もまた彼女をほめたたえて言う、29 「りっぱに事をなし遂げる女は多いけれども、あなたはそのすべてにまさっている」と。30 あでやかさは偽りであり、美しさはつかのまである、しかし主を恐れる女はほめたたえられる。31 その手の働きの実を彼女に与え、その行いのために彼女を町の門でほめたたえよ。