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◆1065年12月28日 ウェストミンスター寺院竣工
ウェストミンスター寺院は英国国教会に属する教会で、古来から英国王の戴冠式などが執り行われる由緒正しい場所です。有名なウェストミンスター憲章が採択された場所でもあり、世界で最も格式のある建物の一つと言っても過言ではありません。それが完成したのが1065年、今から1000年近くも前です。歴史を感じます。隣にあるウェストミンスター宮殿は、イギリスの国会議事堂にあたる施設です。日本で言えば、国会議事堂の隣に伊勢神宮があるような感じでしょうか。
そんな施設でありますから、ここにはイギリスの歴代王・女王や、偉人たちがたくさん埋葬されていて、その名前を列挙すればニュートン、ホーキング、ダーウィン、グラッドストン、ディケンズ・・・と、まさに「イギリス・オールスターズ」と言えるような面々です。ただ、あまりに多く埋葬されすぎて、今では「これ以上は埋葬できない!」という状態になっているのだとか。
ちなみに、学校でおなじみの「キーンコーンカーンコーン♪」というチャイムの音は「ウェストミンスターの鐘」と呼ばれ、1927年にこの寺院のために作曲されたのだそうです。日本でも、意外と身近なところに、教会の影響ってあるものなんです。
それではまた明日。