これまで、カトリック、日本正教会、プロテスタント主流派の日本基督教団(5月7日)、日本聖公会、日本バプテスト連盟、日本福音ルーテル教会における、ここ23年間の信徒数の変化を見てきたが(28日)、最後に福音派の日本同盟基督教団と日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団、イムマヌエル綜合伝道団、そして日本キリスト教会の推移を折れ線グラフにした。
1995年から2018年まで毎年、文化庁編『宗教年鑑』で報告された信徒数に基づいている。中には、会員総数(教会籍だけ残して、教会から離れている人も含まれる)から、現住陪餐会員数(毎週、礼拝に出席して、献金などの務めを果たしている信徒の人数)に途中で報告数を変更している教団もある(その逆も)。
日本同盟基督教団と日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団は共に、ほぼ1万人前後で増加している。同盟教団は95年の9328人から2018年の1万2455人へと、3127人(約33%)も増え、着実な増加傾向が見られる。一方、アッセンブリーは2008年に4263人(約40%)の急激な増加があり、13年に報告がなかった翌年、3104人(約22%)も減っているが、この23年で3907人(約47%)増えている。
イムマヌエル綜合伝道団と日本キリスト教会は逆に減少傾向にあり、イムマヌエルは1万2000人台で推移してきたのが、2008年の1万2917人から10年間で1529人(約12%)も減少している。日本キリスト教会は1995年に「日本基督教会」から改称した年を境に人数が倍以上(約217%)になっているが、97年の1万3420人から2155人(約16%)も減り続けている。