元聖路加国際病院所属のチャプレンから性被害を受けた女性が、当該男性元チャプレンを擁護する声明などが名誉棄損にあたるとして、声明に関与したとされる牧師3名と声明の引用記事を掲載したキリスト新聞社及びクリスチャン新聞を運営するいのちのことば社(いのちのことば宣教団)に対し、損害賠償と謝罪広告の掲載を求めて東京地裁に提訴した。
訴状によると、原告は、声明が元チャプレンに「一方的な要求や愛憎等の強い感情をぶつけ」「無実の罪を着せた」との事実を摘示するもので、原告の「社会的評価を低下」させるものであり、かかる声明によって「(原告が)わがままで嘘つきな人間であるかのように表現され、強い精神的苦痛を受けた」としている。
キリスト新聞社(松谷信司代表取締役)の訴状を受けたコメント:訴状を精査し、原告の方に対し誠意をもって対応いたします。