日本YMCA同盟(田口努総主事)は1月7日、内閣府およびJVOAD(全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)からの要請を受け、金沢市の「いしかわ総合スポーツセンター」に開設された「1.5次避難所」にスタッフ2人を派遣し、避難者受け入れの準備やその運営のためのアドバイスなどを行った。「1.5次避難所」は、高齢者や障がい者、妊婦、乳児など特に配慮が必要な人々を、ホテルなどの「2次避難所」に移ることができるまで受け入れるもの。熊本地震や東日本大震災などで避難所運営に携わってきたYMCAの経験やノウハウが生かされる形となった。
今後は富山YMCAを中心に、過去の災害時に実施した子どものリフレッシュプログラムや、シニア向けのカフェ、健康体操なども提供できるよう検討を進めているという。
熊本YMCAは1月8日、園児や学生、職員など120人以上が街頭に立ち募金活動を実施。熊本地震を経験した市民から多くの支援が寄せられた。
日本YMCA同盟は、3月31日までを期間とする緊急支援募金への協力も呼び掛けている。送金は「2024能登半島」と明記の上、三菱UFJ銀行四谷支店(普通)0458758「公益財団法人日本YMCA同盟ポジティブネット募金口」、または郵貯振替00130-4-696497「日本YMCA同盟災害支援募金口」まで。特設ページ(https://bit.ly/48IGOxS)から寄付の申し込みも可能。