楽劇「ガラシャ」東京公演 「ルター」に続く「夢幻能」の世界

オペラと能、狂言を統合した「楽劇の祭典」20 周年特別公演「楽劇『ガラシャ』」(関西楽劇フェスティバル協議会主催、カトリック東京大司教区、カトリックイエズス会後援)が4月21日、武蔵野市民文化会館(東京都武蔵野市)大ホールで上演される(14時と19時の2回公演)。

歴史家の笠谷和比古氏(国際日本文化研究センター名誉教授)が『信長の自己神格化と本能寺の変』(宮帯出版)で提示した本能寺の変に対する新説を、能語りで表現した作品。文楽とルネサンス・ダンスを融合させた上村敏文氏(ルーテル学院大学准教授)による楽劇「ルター」に続き、「夢幻能」の世界が表現される。

細川ガラシャ役は人気のオペラ歌手、遠藤久美子氏(ソプラノ)。新国立劇場のオープニングで主役を務めた稲垣俊也氏(バス、中野バプテスト教会牧師、シャロン・ゴスペルチャーチ兼任牧師)が、細川忠興と神父の二役を演じる。

チケットは全席指定(S席1万円、A席8千円、B席5千円、C席3千円、D席=学生席=1500円、E席=小・中学生=800円、当日券は各500円増)。チケットの予約はカンフェティー(Tel 0120-240-540(受付時間:平日10~18時)、または同サイト(https://www.confetti-web.com/garasha2022)から。問い合わせはガラシャ公演事務局(Tel 050-3635-0815)まで。詳細は公式サイト(https://garasha2022.wixsite.com/tokyo2023)参照。

ルターの妻カタリーナも題材に 文楽とルネサンス・ダンスが「邂逅」 2017年10月21日

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