海外 2023.01.18 バイデン米大統領 キング牧師ゆかりの教会で演説、分断解消呼びかけ 米公民権運動の黒人指導者、故キング牧師の誕生日に当たる1月15日11時、バイデン米大統領は南部ジョージア州アトランタのキング氏ゆかりのエベネザー・バプテスト教会で説教し、「米国民がキング氏の生涯から学び、社会の分断や過激主義や不正義の解消に向かうべきだと訴え、米国の魂を懸けた闘いは続いている」と語った。 キング牧師の誕生日の時期に同教会を訪れる現職大統領は多いが、日曜礼拝の説教をしたのはバイデン氏が初めて。同教会の牧師を務める民主党のラファエル・ウォーノック上院議員が招待した。ウォーノック氏は同日、民主党か共和党かといった党派や肌の色の違いを超えた連帯の重要さをキング氏が思い起こさせてくれると語った。 ロイター通信は、バイデン氏が2020年に大統領選で勝利した際は、選挙権拡大に向けた働きかけや他の人種差別問題の解決を訴えることで黒人有権者から強く支持されたが、その後はバイデン氏の行動が不十分だと失望を表明する動きもある、と伝えている。(CJC) [embedded content] 関連記事バプテスト3共同体が4大統領宛に声明 「公正で平和的な解決に向けた合同会議を」中絶で「勝利」した米カトリック司教団は政党との関係性を見直すべき時宗教指導者ら「米国には世界のワクチン接種を支援する道義的責任がある」と提起米国の「宗教の自由」はどこに向かうのか 藤井修平 【宗教リテラシー向上委員会】米最高裁 半世紀ぶり判例覆し、中絶の権利認めず 関連 Post Share 1月18日「悪からお救いください」 前の記事 神様の助けを受ける時は焦らなくていい【聖書からよもやま話312】 次の記事