ハンガーゼロは、クリスマス募金「学校農園プロジェクトin KENYA」の受付を開始した。
ハンガーゼロが支援するケニアのメルー州ブウリ地区では、気候変動の影響で農業用水の確保が難しく農作物が十分な量収穫できないため、地区内の平均的な家庭の収入は月10ドルと非常に低く、食料の確保と生計に深刻な影響を与えている。このような状態が長く続けば学校での勉強がついていけなくなり、やがて中途退学になり貧困が連鎖する恐れがあるという。
これらの課題解決のために、現地にある国際飢餓対策機構ケニアは地域のリーダーや行政と協力して学校農園プロジェクトに取り組んでいる。同プロジェクトは、給食の持続可能な運営に悩んでいる学校が敷地内の土地を提供し、そこに保護者などのためのモデル農園を作る取り組み。最小限の水で十分な収穫量が実現できる気候変動対応農法を学ぶ機会を、保護者などに提供する。
ハンガーゼロでは、三つの小学校でこのプロジェクトを進め、この地域住民が主体となるこの取り組みが広がっていけば「貧困からの脱却」が可能になると期待している。
クリスマス募金は「クリスマス募金」と明記の上、郵便振替00170-9-68590「日本国際飢餓対策機構」まで。公式サイト(https://www.hungerzero.jp)から「世界食料デー募金」も可能。問い合わせは同広報(Tel 072-920-2225、090-0076-9330)まで。