るたー
たぶんあるぞ
町の図書館でわしマルティン・ルターの著作を借りたいという相談じゃな。
ここからはわし調べじゃが、いくつかの自治体の図書館のウェブサイトを検索した結果、わし自身が書いたもので置いてある確率が最も高かったのは、岩波文庫から出ている『キリスト者の自由』じゃった。
これはわしが1520年に書いたもので、マルティン・ルターの主著の一つじゃ。内容は、キリスト教信仰の在り方を改めて問い直すものとなっている。短くてすぐに読み終わるので、気軽に手に取ってみてくれ。
わし自身が書いたものではなく、わしについて誰かが書いたものを、ということなら、
徳善義和著『マルティン・ルター ことばに生きた改革者』(岩波新書 新赤版1372)岩波書店、2012年
この本がだいたいどこの図書館にも入っているようじゃ。日本のルター研究の第一人者がわしの生涯と思想についてわかりやすく書いたもので、誰にでもおすすめできる一冊じゃ。
みんながいつも行ってる図書館にもわし関連の本はきっと置いてある。特に上記二冊は見つけやすいはずじゃから、見かけたら借りてみてくれ!