兄弟たち、わたしはこう言いたい。定められた時は迫っています。今からは、妻のある人はない人のように、
泣く人は泣かない人のように、喜ぶ人は喜ばない人のように、物を買う人は持たない人のように、
世の事にかかわっている人は、かかわりのない人のようにすべきです。この世の有様は過ぎ去るからです。
思い煩わないでほしい。独身の男は、どうすれば主に喜ばれるかと、主のことに心を遣いますが、
結婚している男は、どうすれば妻に喜ばれるかと、世の事に心を遣い、
心が二つに分かれてしまいます。独身の女や未婚の女は、体も霊も聖なる者になろうとして、主のことに心を遣いますが、結婚している女は、どうすれば夫に喜ばれるかと、世の事に心を遣います。
このようにわたしが言うのは、あなたがたのためを思ってのことで、決してあなたがたを束縛するためではなく、品位のある生活をさせて、ひたすら主に仕えさせるためなのです。