【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。】
いかに幸いなことでしょう
弱いものに思いやりのある人は。災いのふりかかるとき
主はその人を逃れさせてくださいます。
主よ、その人を守って命を得させ
この地で幸せにしてください。貪欲な敵に引き渡さないでください。
主よ、その人が病の床にあるとき、支え
力を失って伏すとき、立ち直らせてください。
わたしは申します。「主よ、憐れんでください。あなたに罪を犯したわたしを癒してください。」
敵はわたしを苦しめようとして言います。「早く死んでその名も消えうせるがよい。」
見舞いに来れば、むなしいことを言いますが
心に悪意を満たし、外に出ればそれを口にします。
わたしを憎む者は皆、集まってささやき
わたしに災いを謀っています。
「呪いに取りつかれて床に就いた。二度と起き上がれまい。」
わたしの信頼していた仲間
わたしのパンを食べる者が
威張ってわたしを足げにします。
主よ、どうかわたしを憐れみ
再びわたしを起き上がらせてください。そうしてくだされば
彼らを見返すことができます。
そしてわたしは知るでしょう
わたしはあなたの御旨にかなうのだと
敵がわたしに対して勝ち誇ることはないと。
どうか、無垢なわたしを支え
とこしえに、御前に立たせてください。
主をたたえよ、イスラエルの神を
世々とこしえに。アーメン、アーメン。