【新生宣教団】 タンザニアでの『ザ・メサイア』配布レポート

新生宣教団

マンガプロジェクトのために、お祈りと尊いご支援を感謝いたします。
新生宣教団では昨年の2月に、アフリカのタンザニアで活動するミッションパートナー ソマビブリア(Soma Biblia)に、『ザ・メサイア』5万冊を送りました。
※これまでのレポートについては以下の記事をお読みください。

タンザニアから『ザ・メサイア』の感謝のレポートが届きました

タンザニアから『ザ・メサイア』の感謝のレポートが届きました

日本からタンザニアの若者たちへ! 昨年11月末に船便で発送された、スワヒリ語のマンガ小冊子『ザ・メサイア』50,000冊は、無事2月にタンザニアの宣教パートナーSoma Biblia(ソマビブリア)のもとに届きました。

 

スワヒリ語『ザ・メサイア』の印刷が完了しました!

スワヒリ語『ザ・メサイア』の印刷が完了しました!

いつも尊いお祈りとご支援を感謝いたします。 皆さまのお祈りと、米国・オランダ・タンザニアの宣教パートナーとの協力により、スワヒリ語のマンガ小冊子『ザ・メサイア』50,000部を無事印刷することができ、また発送できたことを

 

新型コロナウイルスの流行という想定外の一年でしたが、そのような中でもマンガの配布活動が進められています。

ソマビブリアからマンガの配布プロジェクトについてのレポートが届きましたのでお分かちします。

ソマビブリアからのレポート

タンザニアの何千人もの子どもたちにイエス・キリストの福音を届ける機会を得たことに感謝しています。

マンガは2020年1月にダルエスサラームのソマビブリアに到着しました

このプロジェクトを行うための手段を提供してくれた日本の新生宣教団とデンマークのDLMBetweenに感謝します。
日本の新生宣教団から無料でマンガを入手し、配布の費用は、デンマークのデンマークルーテルミッションの「大きな子どもたち」によって支払われました。

マンガ『ザ・メサイア』を読む小学生たち

今回のプロジェクト

まず初めに、マンガはダルエスサラーム(Dar es Salaam)の小学校といくつかの中学校で配布されました。学校ではキリスト教の教師と協力して手配が行われました。

ソマビブリアのセールスマネージャー(左)とキリスト教科の先生

出版部門では、『ザ・メサイア』のマンガを使用して4つのレッスンを準備する方法についての教師用ガイドを作成しました。このガイドは教師に無料で提供しています。

教室でマンガ『ザ・メサイア』を配布するスタッフと教師

セールスマネージャーが配布を監督し、営業ドライバーのチームとデンマークのボランティアが彼を支援しています。

ダルエスサラームでいくつかの経験を積んだ後、私たちはアルーシャ(Arusha)とムワンザ(Mwanza)へも配布エリアを拡大しました。

次のステップは、このマンガを奥地の田舎まで届ける事でした。このことに関しては2つの方法で行いました。
一つは聖書連合(Scripture Union)とのコラボです。聖書連合はいつもタンザニアの小学校において素晴らしい働きをしている団体です。
そしてもう一つの方法は、我々の営業ドライバーとボランティアがサファリ(※移動や小旅行のこと)の際にマンガを配るという方法でした。
彼らは、例えばモロゴロ(Morogoro)にある地元の教会や学校と一緒に計画を立てています。どちらの方法も成功しています。

『ザ・メサイア』を使って聖書を教えるキリスト教科の先生

子どもたちはキリストを救い主として受け入れ、主を賛美し、イスラム教徒の子どもたちでさえ『ザ・メサイア』を手に入れたいと熱望し、校長に許可されました。
2020年1月にDLMBetweenで作成した配布計画の最後のステップは、日曜学校でマンガを配布することです。在庫が不足しているため、ダルエスサラームのルーテル教会でのみ配布する事になりました。

配布のレポート

ダール(Dar)では、9,035冊がソマビブリアによって31校で配布され、5,000冊が聖書連合によって16の学校で配布されました。
ダールのソマビブリア本部には5,965冊が残っていますが、このうち5,000冊はダールの日曜学校での配布が決まっています。
アルーシャでは10,000冊のマンガが12校で配布され、5,000冊が残っています。
ムワンザでは973冊のマンガが4校で配布され、4,027冊が残っています。
ドドマ(Dodoma)では聖書連合によって10,000冊のマンガが16校で配布されました。マンガは配布は多くの場合小学校で行われてきましたが、ドドマでは中学校でも配布されました。
(※現在5万冊中約4万冊が配布済み)

ムワンザ、アルーシャ、ダルエスサラーム、ムベヤ(Mbeya)、イリンガ(Iringa)に営業ドライバーと車が用意されています。
彼らのサファリでは、タンザニアのすべての地域を訪れています。
したがって、さらに5万~10万冊のマンガを入手すれば、国のほぼすべての地域の子どもたちに福音の光を広めることができます。
わたしたちの支部がある場所は地図で下線が引かれています。これまでにタンザニアの人口は6000万人を超えました。

証し

私たちのセールスマネージャーであるマシューは、ダールで『ザ・メサイア』を配布しているときに彼が経験したことを分かち合いました。

「電話を受け取りましたが、その子は話すことができなかったので、お互いを理解するために、次のようにテキストメッセージでやりとりしました。」

マシュー: こんにちは。
少年: こんにちは、私の名前はデビッドです。私は兄から『ザ・メサイア』をもらい、それをとても気に入っていました。もう一冊もらうことはできますか?
マシュー: あなたはどこにいて、何歳ですか?
少年: 私はコンゴウ(Kongowe)にいます。14歳です。
マシュー: お兄さんはどこでその本を手に入れましたか?
少年: 私の兄は、ウラキ(Urafiki)中学校でキリスト教の授業中に、彼らの学校に来た白人からもらったと私に言いました。
マシュー: なるほど。私たちはソマビブリアという組織ですが、本部はミコッフェニ(Mikocheni)にあり、その学校を訪れてメシアの本を渡しています。
少年: そうなんですね、私はムバガラ(Mbagala)で勉強している7年生です。私のために新しい本をもらえませんか。
マシュー: それをそんなに気に入るほど、あなたはその本から何を学びましたか?
少年: 私はイエスとその弟子たちの多くの言葉を学びました。そしてそれがとても好きです。
マシュー: とても良いことですね。祝福がありますように。あなたが街に来たとき、私たちのいるミコッフェニBに来てもらうか、またはムバガラ教会に行ったときにソマビブリアの車を見たら私たちに声をかけてください。
少年: ありがとう!祝福がありますように!

私たちは今年の8月1日までに最後の『ザ・メサイア』の配布を完了するという目標を設定しています。

スワヒリ語『ザ・メサイア』をもらって歓声をあげる子どもたち


新生宣教団で印刷されたマンガが、実際に子どもたちの手に渡って喜ばれ、関心を持って読まれているのを見ると感謝でいっぱいです。
ソマビブリアのスタッフが知恵を尽くして、そして一冊一冊を大切にしながら、このマンガを喜びをもって配布してくださっている様子が伝わってきました。
タンザニアの子どもたちが福音について興味を持ち、親しむためにこれらのマンガ一つ一つが用いられますように。さらにこのプロジェクトが祝福され広がっていきますように。
引き続き配布活動をされるミッションパートナーのためにもお祈りください。

▶新生宣教団への献金はこちら(新生宣教団サイト)

この記事もおすすめ