近代初の「信仰の自由」を認めたナントの勅令

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◆1598年4月13日 ナントの勅令

ナントの勅令はユグノー戦争を経て、フランスで出された「信仰の自由」を認めた勅令です。ユグノー戦争というのはフランスで起きたカトリックとプロテスタントの戦争です。ナントの勅令ではプロテスタント信徒にもカトリック信徒と同等の権利を認めました。これは近代以降では初めて、人々に「信仰の自由」を認めた事例であり、歴史上では画期的なできごとでした。

プロテスタント信徒には商工業者が多かったので、この勅令によりフランスの財政は大きく改善し、ルイ14世に代表されるフランスの黄金期をもたらしました。しかしそのルイ14世が1685年にこの勅令自体を廃止したので、多くのプロテスタント信徒はフランスから脱出しました。これによってフランスは衰退し、やがてフランス革命へと繋がっていきました。

それではまた明日。

 






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