【今日は何の日】1754年8月23日 ルイ16世の誕生日

主の御名をあがめます。

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◆1754年8月23日 ルイ16世の誕生日

フランス革命により1793年に処刑され、フランス最後の絶対君主となったルイ16世の誕生日です。マリー・アントワネットの夫でもあります。「処刑された」という事実から、極悪な王様だったのかといえばそうでもなく、非常な読書家で自らの政治には啓蒙主義を取り入れ「フランス最初の立憲君主」とも呼ばれます。拷問の禁止や残酷な刑罰の廃止を命ずるなど、人権に配慮する面もあったようです。今では「残酷な処刑道具」なイメージの強いギロチンですが、これも処刑の際に罪人に必要以上の苦しみを与えないように、という配慮から発明されたようで、ルイ16世もその開発に関わっていました。刃を斜めにして殺傷能力を増すというのは、彼の発案だったようです。しかし、皮肉にもそのギロチンで自らが処刑されてしまいました。

画像:wikicommons

大文豪デュマの記すところによれば、最後の言葉は「私は私の死を作り出した者をゆるす。私の血が二度とフランスに落ちることのないように、神に祈りたい」だったそうです。デュマが生まれたのは1802年で、この処刑よりも後ですから、これがどこまで正確な記録かはわかりません。しかし本当だとすれば、イエス様の十字架の上での態度を思い起こさせるような言葉です。後世の評価を見ても、少なくとも優しい王様ではあったそうです。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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