主の御名をあがめます。
週の初めの月曜日。今日もクリスチャンプレスをご覧いただき、ありがとうございます。
◆1975年8月3日 なすびさんの誕生日
1998年に日本テレビ系の人気番組「進め!電波少年」において、「人は懸賞だけで生きていけるか」をテーマに、文字通り裸一貫で、1年3ヶ月の懸賞生活を送ったなすびさん、覚えている方も多いと思います。「世界で最も長く懸賞生活を続けた人」としてギネス世界記録にも登録されているそうです。

画像:写真AC
しかし、考えてみれば人間は誰でも「懸賞生活」をしているようなものです。裸で何も持たずに生まれてきて、懸賞応募のハガキを書くことはしなくとも、日々懸賞のように神様からあらゆるものを与えられて、生きています。アダムとイブだって、あの実を食べてしまうまでは裸で何の不自由もなく、神様の恵みだけで暮らしていました。その本質は現代の僕たちでも変わらないのかと思います。
私は裸で母の胎から出て来た。また裸でかしこに帰ろう。主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな。(ヨブ1:21)
今日は神様からどんな懸賞が当たるんでしょう。そう考えるとちょっと一日が楽しみになりますよね。皆様に素敵なものが当たりますように。
それではまた明日。
主にありて。

MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。