6歳の少女が新型コロナ・ウイルスに脅える兄を安心させるため、教会で学んだ聖句を教えている動画をツイッターで共有したのは、4人の母親でコメディアンのシェレッタ・ブランデッジだ。

ブランドン(左)とキャメロン(写真:ツイッターの動画から)
息子のブランドンは、自閉症ゆえの不安を持っているとフォックス・ニュースに語った。「私たちは毎日、ニュースを見ており、ブランドンはそのすべての恐怖とパニックをじっと見ていて、とても怖がっていました」
ブランドンが緊張しているのを、妹のキャメロンはすぐに気づき、手を握った。そこで彼女は兄に向き合い、次の聖句を繰り返すよう言ったのだ。「神が私たちに与えてくださったのは、臆病の霊ではなく、力と愛と思慮の霊だからです」(2テモテ1:7)
「私は彼女をとても誇りに思っています」と母親は言う。「彼女はブランドンに、神を信じるように言っただけでなく、正しい聖句を教えました」
娘に触発されて、ブランデッジはツイッターで次のように書いている。「新型コロナ・ウイルスへの恐怖が神への信仰を上回ることがないように。イエスの血潮によって祈り、手を洗いましょう。アーメン!」
本記事は、ブラジルのキリスト教メディア「ゴスペル・プライム」に掲載された記事より翻訳し、編集しました。翻訳にあたって、多少の省略をしています。
カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。