根底にある”信仰の確信”が、作品に彩りを添える。映像クリエイター・角谷隼人(すみや・はやと)さん

キリスト教イラスト素材集たまものクラブ

映像クリエイターの角谷隼人さん

――どんな活動をされていますか?

映像クリエイターとして仕事をしています。写真家としてスタートしたのですが、最近は映像のお仕事がメインになっています。

――カメラにはいつ頃から興味を持たれたのでしょう?

中学生の頃です。それを父に話したら、もともと写真好きということもあって、僕以上に熱くなってしまって…(笑)。僕でも扱えそうなカメラを一緒に選んでくれました。そんなこともあって、初期の頃からちょっと大きめのデジタルカメラで撮影をしていました。

少しずつ機材をグレードアップしていって、一眼レフを使いはじめたら機材にお金がかかるようになって…。このまま趣味で終わらせるのではなく、仕事にできないかと意識するようになりました。

――カメラ本体だけでなく、レンズや周辺機器も含めると、なかなかお金がかかりますよね。カメラマンを目指す上で、どなたかに師事されたり、写真の技術を学ぶために学校に行ったりはされなかったのでしょうか?

それが、すべて独学なんです。
必要な知識はすべてインターネットで調べました。

――そうでしたか! 初めのうちは仕事を得るのに苦労をされたのでは?

そうですね。フリーランスのための登録サイトなどを通じて、とにかくなんでもやる勢いで、単価が安い仕事を次から次へと受けていたのですが、すぐに「これでは食べていけない」と壁にぶち当たってしまいました。
そこから、自分の単価を上げるために努力したり、見せ方など意識するようになりました。

――どうやって活動範囲を拡大されたのでしょう?

本当にありがたいことに、お仕事をご一緒した方や、同じ教会に通っている方からご紹介をいただく機会が多く、どこかに作品を持って飛び込んで営業をしたという経験はあまりないんです。

いまは一般企業のお仕事が7~8割、教会関係のお仕事が2~3割で、企業や教会のプロモーションビデオや、TVCM制作のほか、太平洋放送局の「ライフ・ライン」で月に1本番組を作ったりもしています。

角谷さんのお仕事風景。 いろいろなクリスチャンの“証”を作品にしたいという夢も

 

――幅広く活躍されているんですね。ちなみに、ご家族もクリスチャンなのでしょうか?

はい。僕の父が牧師なので、子どもの頃から当たり前のように神様にお祈りして、毎週日曜日には教会へ通って…という生活を送ってきました。
よく、「牧師の息子は大変でしょう」と言われるのですが、特に何かプレッシャーをかけられたこともなくて、自分としては本当にいい環境で育ったなぁという感覚です。

――素敵ですね。クリスチャン家系ではなく、社会人になってから洗礼を受けた身としては、ちょっとうらやましいです。

僕自身が結婚して、父親になったいま、両親が僕にかけてくれた愛情や、家族間、夫婦間の愛情の中には“人間的な愛情”だけでなく、バックグラウンドとして大きな神様の存在がある。それを当たり前のこととして感じながら育ってこられたのは、大きな宝でしたね。

ただ、神様の素晴らしさをだれかに伝えたいと思ったときに、ゼロから神様を知って感動したという経験がなかったので、ノンクリスチャンの友達にうまく伝えられなくて…。そんな自分はダメだ、力がないと感じていたこともありました。

最近では、クリスチャン2世の自分だからこそできるアプローチがあるのではと感じています。

――クリスチャン2世としてできることとは、具体的にどんなことがありますか?

まだ探っているところではありますが…すごく身近な例を挙げると、僕には今年生まれた息子がいるんですね。本当にかわいくて天使のような存在なんですが、子育てをしながらすごく感じているのが“人間的な愛”だけだと限界があるということ。
まず神様の存在があって、神様からの愛がある。その愛で妻を愛し、子どもを愛していく――この過程がすごく重要で、僕自身がこうした環境で育ったからこそ、これからも大切にしたいと思うのです。

―お仕事をされる上で、クリスチャンであることはどんな影響がありますか?

深い部分で“確信”があるということでしょうか。とくに映像制作においては、ストーリー性が重要です。単に「楽しい」「嬉しい」「苦しい」「辛い」などを表現するのではなく、もっと根底にある、「いのち」や「愛」に結びつけてストーリーが組めるのは、自分の強みであり、その違いを伝えたいと思いながら仕事をしています。

 

――世の中でいう“愛”と、神様の“愛”の違いを伝えられるのは、クリスチャンならではの強みといえるかもしれませんね。お仕事の現場では、クリスチャンであることは公表されていますか?

そうですね、日曜日の過ごし方や、夫婦間のことが話題になると自然と教会の話題になります。

――聖書の言葉を直接伝えるよりも、角谷さんご夫妻の姿から伝わることがたくさんありそうですね。

そうですね。30代前半という自分の年代的にも、ちょうど結婚はホットな話題なんです(笑)。
撮影現場では妻がアシスタントをしてくれたり、ちょっとしたメイクをしてくれたり、一緒に仕事をする機会も多いのですが、これが周りに対しても違いを見せられる瞬間じゃないかなということは感じています。
今後も夫婦間だったり、家族の関係性は自信をもって見せたいですし、これをきっかけに聖書のことだったり、いろんな話ができたらいいなと思っています。

――日頃からよく読む聖句、大切にされている聖句はありますか?

第1テサロニケ5章16~18節です。

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。

第1テサロニケ5章16~18節/新約聖書

これは思春期の頃、自分に自信を無くし、生活の中に喜びを見いだせなかったときに心に刺さった聖句です。神様がこの世の中を作って、僕の人生を作ってくださった。だとしたら、喜びは必ずあるはず――。ただ自分がそれを見ていなかった、感謝していなかったんだということに気づきました。
この経験は僕にとって大きなターニングポイントで、それ以降、色んなことに対して前向きに取り組むことができるようになりました。

――大きな気づきだったんですね。最後に、今後の目標について教えてください。

いま取り組んでいるのが、映像表現で感動とともに聖書の福音を伝えること。音楽と、映像美、ストーリー展開…どうすれば見る人の心に感動を起こせるのか、学んでいるところです。

僕はパウロが各地の教会に手紙を送ったように、いまの時代に合った福音の伝え方に取り組むべきだと思っているんですね。映像が聖書の感動を伝える有効な手段なのであれば、ぜひ使っていきたいなと思います。

――素敵なお話をありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしています!

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