カトリック横浜教区、主日のミサを一律に中止せず、それぞれの現場での判断にゆだねる

 

カトリック横浜教区(教区長:梅村昌弘司教)は28日、「新型コロナ・ウイルス対応について」という文書を発表した。「教区として、全教会のミサ、特に主日のミサを一律に中止するというような指示はいたしません。横浜教区は4県にわたっており、小教区の置かれている状況もさまざまです。それぞれの現場での判断におゆだねします」と通知した。横浜教区の管轄は神奈川県、静岡県、長野県、山梨県の4県。

カトリック山手教会(写真:kakidai)

新型コロナ・ウイルス対応について」の全文は次のとおり。

新型コロナ・ウイルスに対する当教区の方針は、2月25日開催の月修の折に神父様方にはお伝えしましたが、連日問い合わせも多いため、ここで改めて皆様にお伝えいたします。

1 教区として、全教会のミサ、特に主日のミサを一律に中止するというような指示はいたしません。横浜教区は4県にわたっており、小教区の置かれている状況もさまざまです。それぞれの現場での判断におゆだねします。言うまでもなく、衛生対策は十分行なってください。

2 体調がすぐれない方はミサへの参加をお控えください。またご高齢の方、持病をお持ちの方も無理なさらないでください。

3 同じく、体調不良、またはご高齢や持病をお持ちの神父様方も、無理せずミサの挙行をお控えください。

4 主日のミサの義務を免除する権限は各司祭に与えられておりますが、改めて教区長として義務からの免除をいたします。

5 そのほか個人としてまた共同体として、賢明かつ冷静に対応してください。

祈りのうちに。

 






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