LWF(ルーテル世界連盟) 即時停戦と国際法の順守を呼びかけ

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 ルーテル世界連盟(LWF、アンネ・ブルクハルト事務局長=写真)は2月25日、ウクライナにおける即時停戦とウクライナの人々との国際的連帯を求める声明を発表した。

 声明はマタイによる福音書から「平和を造る人々は、幸いである」を引用し、「あらゆる暴力を糾弾」すると表明した上で、各国政府に対し、国境を開放し、敵対行為から逃れてくる人々を歓迎するよう要請。「基本的な必需品、避難所、司牧、心理社会的支援などの支援を行うウクライナと近隣諸国の教会への支援」を呼びかけている。

 声明の全文は以下の通り。


ルーテル世界連盟は、ウクライナに対するロシアの軍事攻撃を深く憂慮しています。

紛争は、人命の損失、負傷、財産の破壊、人々の移住、ウクライナ、地域、そしてヨーロッパ全体の緊張の高まりなど、深刻で危険な方向へと進んでいます。

私たちはキリスト者として、平和の使者であるよう求められています。「平和を造る人々は、幸いである/その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイによる福音書5章9節)。それゆえ、私たちはあらゆる形態の暴力を糾弾します。

私たちは、即時の停戦と平和の回復を求めます。

この紛争のすべての当事者によって、人権、国際法、人道法が尊重されなければなりません。民間人および民間インフラは保護されなければなりません。

私たちは、避難を余儀なくされ、緊急の人道支援を必要としている人々を含め、被害を受けたウクライナの人々との世界的な連帯を呼びかけます。私たちは各国政府に対し、国境を開放し、敵対行為から逃れてくる人々を歓迎するよう要請します。

私たちは、基本的な必需品、避難所、司牧、心理社会的支援などの支援を行うウクライナと近隣諸国の教会への支援を呼びかけます。

平和が優先されなければなりません。人間の尊厳は守られなければなりません。

ルーテル世界連盟事務局長
アン・ブルクハルト

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