大石又七氏の死を受け 教皇が哀悼の意を表明

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不明 – 朝日新聞社「朝日クロニクル 20世紀 第5巻」より。なお、この写真は既に公表済である。, パブリック・ドメイン, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3791945による

1954年にマーシャル諸島ビキニ環礁で行われた水爆実験(ビキニ水爆実験)で被ばくした大石又七氏(マグロ漁船「第五福竜丸」=写真=元乗組員)が今年3月に死去したことを受けて、ローマ教皇庁(バチカン)は6月、教皇フランシスコの哀悼の意を文書で伝えた。

大石氏は、2019年11月の教皇訪日に先立って教皇に宛てて手紙を送り、水爆実験の被害の実態と核兵器廃絶への思いを伝え、核兵器のない未来のために世界に向けて平和への願いを発信するよう求めていた。返事を待っていた大石氏は今年3月7日、87歳で亡くなった。

カトリック長崎大司教区大司教の髙見三明氏(日本カトリック司教協議会会長)は5月13日、教皇に手紙でこのことを報告し、大石氏を支援した第五福竜丸平和協会(山本義彦代表理事)宛にメッセージを寄せてもらうよう依頼。これを受けて6月16日、バチカン国務省総務局局長のエドガル・ペーニャ・パラ大司教が、山本氏に宛てて手紙を送った。手紙には、教皇が大石氏の訃報を受けて悲しみ、哀悼の意を表するとともに、核兵器の危険性を訴える大石氏の努力が今後実を結び続けることを確信していると記されている。

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