李登輝氏死去 済南基督長老教会で礼拝後に火葬 2020年8月17日

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 台北発中央社の報道によると、総統府は8月11日、7月末に死去した元総統・李登輝氏の納棺と火葬の儀式を14日に執り行うと発表した。李氏の信仰と家族の意向を尊重し、キリスト教式で進められる。当日の詳細は公表せず、非公開とする。台北市内の濟南教会で礼拝を行った後、同市内の火葬場に移動。追悼会場が台北賓館に設置されており、16日まで一般開放される。

 元総統の遺体が8月14日早朝、台北栄民総医院を離れ、李氏夫妻が通った台北市内の済南基督長老教会に運ばれた。礼拝が家族など関係者のみの非公開で行われた後、火葬された。

 李氏の遺体を乗せた車列は、長く執務を行った総統府(官邸に相当)の周囲をゆっくりと1周した。交通規制が敷かれるなか、沿道や教会の周りには多くの人が集まり、李氏に別れを告げた。

 総統府は李氏の葬儀を別途、予定している。(CJC)

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