断片から見た世界
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【哲学名言】断片から見た世界 自分自身の心に問い尋ねること
司教ファウストゥスはアウグスティヌスの疑問に対して、どのように答えたか当時29歳のアウグスティヌスはついに、マニ教徒の…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 〈他者〉の顕現と、「彼方」からの意味の到…
「ミラノの見神」の内実へ今回の記事では、これまでに行ってきた予備的な考察を踏まえつつ、「ミラノの見神」体験の具体的な…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 霊と肉との争い
「時は過ぎ去り、わたしはわたし自身のうちで死んでゆく」アウグスティヌスの問いかけが深まってゆくにつれ、彼の中で「回心…
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【断片から見た世界】『告白』を読む いかに生きるべきか、その道を知らない
気がつくとアウグスティヌスは、「青年」と呼べる年齢を過ぎていた気がついてみるとアウグスティヌスは、もう30歳の年齢を過…
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【断片から見た世界】『告白』を読む プラトンから新プラトン主義へ
プラトンから新プラトン主義へ:アウグスティヌスの『告白』へと立ち戻るにあたって私たちはプラトンの言葉に耳を傾けること…
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【断片から見た世界】『告白』を読む アリピウスとの議論
アリピウスとの議論回心の可能性が少しずつ迫りつつある頃、アウグスティヌスは親友のネブリディウスとアリピウスと共に、人…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「心」とは何か?
「声」の経験は、アウグスティヌスを「信じる人間」へと変えた31歳の頃のアウグスティヌスにとって、「声」の経験は「ある」…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 独在性とその「彼方」
「ミラノの見神」体験は哲学の現在にとって、何を意味するか『告白』の叙述によるならば、31歳のアウグスティヌスが体験する…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 存在の根源
「太陽の比喩」における議論は、「存在」の問題にどのように関わるかプラトンの「太陽の比喩」についての考察も、そろそろ大…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「絶望」が開くもの
「実存の本来的生起」の問題:アウグスティヌスの『告白』へ私たちの探求は「存在の意味への問い」との関連において、「実存…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 問いの到来
「存在論的差異」の概念:その内実と広がりを問う私たちはマルティン・ハイデガーの哲学における最重要概念の一つである、「…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 知を愛することへ向かって
「洞窟の比喩」をめぐって考える『告白』におけるアウグスティヌスの探求を、特に、新プラトン主義の哲学との関係を理解する…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 敬虔さとは何か
「〈善〉そのものの類比」としての太陽思索者としてのプラトンにとって、〈善〉とはまさしく「太陽」という類比、あるいはメ…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「存在」の問題圏へ
「声」は語る:「ミラノの見神」から存在の哲学へ『告白』の叙述によると、真理の探求のうちで「不変の光」を目にすることに…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「古代」を突き抜けて「中世」へ
アウグスティヌスの探求は、いかにしてキリスト教にたどり着いたのか?よく知られているように、「生きることの意味」をめぐ…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「根源」の近くにとどまり続けること
私たちの時代の哲学は「存在の根源」なるものについて、どのように考えるべきか?「太陽の比喩」を通してプラトンが語り出そ…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 「実在のうち、最も光り輝くもの」
洞窟の囚人の修練が到達する終着点とはプラトンの『国家』で語られる「洞窟の比喩」における重要な論点の一つは、人間存在が…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 物乞いの男性を見て
アウグスティヌスが遭遇した「出来事」について人々の前でローマ皇帝への賛辞を述べるほどに出世の道を歩みつつあったアウグ…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 親友アリピウスの悩み
年下の親友アリピウスアウグスティヌスは「生きることの意味」の問題をめぐって悩み苦しんでいましたが、孤独なわけではあり…
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【断片から見た世界】『告白』を読む 命を注ぎ込むようにして、問いを問うこと
「『存在の意味への問い』は現代の人間の運命に、どのように繋がっているのか?」2023年の現在にあって、アウグスティヌスの…