7月31日 イザヤ書40章31節

 主に望みをおく人は新たな力を得、鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない。
イザヤ書40章31節(参考箇所同書40章12〜31節)

「若者も倦(う)み、疲れ、勇士もつまずき倒れる」(30節)とは、時代を越えて、現代のわたしたちの姿でもあります。先々の不安を乗り越えるには、希望が不安に取って代わらねばなりません。希望以外に未来の問題を解決する答えはないのです。

このような時、人は希望を自分も含めてこの世のものに置くか、神に置くかのどちらかを選ばねばなりません。この世のものに希望を託せば、失望が返ってこないように知恵を巡らせることになりましょう。そうなれば、もはや希望というより予定であり、プログラムとでもいったほうがよいかもしれません。しかし、これらはしばしば変更や修正を余儀なくされることも確かなことです。予定通り、プログラム通りに事が運ばないと、いらいらして時には神経症的になることもあるでしょう。

信仰における希望は、予定やプログラムを自分の側に持ちません。希望を神に預けて、これから先を予定やプログラムなしに神に委ねるのです。変更や修正もありません。起こったことすべては、神が望まれたこととして起こります。だから「主に望みをおく人は新たな力を得、鷲のように翼を張って上る。走っても弱ることなく、歩いても疲れない」のです。

 






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