4月25日 創世記7章1節

主はノアに言われた。「さあ、あなたとあなたの家族は皆、箱舟に入りなさい。この時代の中であなただけはわたしに従う人だと、わたしは認めている。
創世記7章1節(参考箇所同書7章1〜9章28節)

創世記6章7節には、神は人の悪を御覧になり、このような人間を造られたことを後悔されたと書かれています。神によって造られた人間は、神の御心にふさわしく生きなければなりません。しかし神の御心に添うどころか、神に成り代わろうとする罪を犯した人間は一度徹底して神の前から消え去らねばなりません。人間の目からすれば神を失うということであります。

しかし神はすべての人間をぬぐい去ることはされませんでした。ノアは残ったのです。御心に従う唯一人であったからです(6章9節)。神はあらためて、この地上に人と生き物を取り、創造の世界を形成されます。その世界は箱舟でありました。箱舟が象徴するものは教会です。この地上では箱舟である教会が、罪人である人間の救いとしての再創造が行われるところとなっているのです。

しかしながらノアがアダムの末であることは否むことができません。神に従う人間として、ノアは罪の悔い改めの犠牲を献げるように命じられます。これは礼拝を意味します。わたしたちが教会で礼拝を守るということは、ノアとして箱舟の中に招き入れられ、悔い改めの犠牲を献げていることになります。

 






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